前回、手持ちのHP Z620とz420をWindows10にしたところ、Windows7で使えていたWake On LANが使えなくなってしまったのだが、何とか解決に至ったので覚書。
・前回の記事「windows 10にしたところS5 Wake On LANが使えなくなった・・・」
解決策は何の事はない、NICの最新のドライバーをインストールしただけ。
前回、Wake ON Lanで起動できず悩んでいた際
NICのプロパティを開きアクセスできる「ドライバー」のタブよりドライバーの更新を行っていましたが、「このデバイスには最適なドライバーが既にインストールされています」と出て最新のバージョンには更新されなかったのです。
そこで今回はインテルのサイトから直接最新のドライバーをダウンロードし、インストールしました。
そしたら、まぁあっさりと使えるようになりました!
合わせてスリープ時からも問題なくWake on LANを使用できるように[電源設定]から
[ハイブリッドスリープ]をオフに。
有効の場合は、スリープ状態からのWake on LAN機能は使用できませんので注意が必要です。
私の環境で使っているNICとそのドライバーのダウンロード先
- Intel(R) 82579LM Gigabit Network Connection
https://downloadcenter.intel.com/ja/download/25016/-Windows-10-?product=47620 - Intel(R) 82574L Gigabit Network Connection
https://downloadcenter.intel.com/ja/download/4237/Ethernet-Administrative-Tools-for-Intel-Network-Adapters?v=t
インテル製品のドライバーやソフトウェアは、こちらから製品名を検索しダウンロード出来るので、不具合があった場合はとりあえず最新のものをインストールしてみるのも手である。
(最新のものが全て解決策につながるわけではないので、復旧できる体制を取った上で行うのが良いでしょう)
インテル系のドライバーを管理し最新に保ちたい場合は、
「インテル ドライバー&サポート・アシスタント」というユーティリティーがあるので試してみてはいかがでしょう?
マシンのメンテナンスをしていて、各社BIOS画面の読み出し方法が違うことに気づきましたので、覚書。
- DELL:メーカーロゴ表示中に「F12」キーを何度も押す
- NEC:メーカーロゴ表示中に「F12」キーを何度も押す
- SONY:メーカーロゴ表示中に「F11」キーを何度も押す
電源が切れている状態で「ASSIST」ボタンを押す - FUJITSU:メーカーロゴ表示中に「F12」または「F11」キーを何度も押す
- TOSHIBA:メーカーロゴ表示中に「F2」または「F12」キーを何度も押す
- Panasonic:「F2」でセットアップ画面、表示される起動メニューでCD/DVD/UDBデバイスをトップに設定する
- HP:メーカーロゴ表示中に「F9」キーを何度も押す
- Lenovo:電源を入れた後にBIOSが表示されるまで「F12」キーを何度も押す
同メーカーでも機種にっては違うキーを使用している場合もある様ですので一概には言えませんが、概ねこんな感じのようです。
作業用として使用しているマシンはHP z420とHP z620(合計7台)
だが、Windows10にアップグレードを行ったところ、電源OFF状態からのWake On LANが使えなくなってしまった。
スリープ状態からのWake On LANは問題なく使用できているので電源レベルがS5が問題だろう。
ちなみに電源レベルS0~S5(スリーピング・ステート)についてメモ
S0 | 完全電源ON |
S1 | スリープ状態、CPU停止、CPUとRAMの電源がON、リフレッシュ動作中 |
S2 | スリープ状態、CPU停止、電源OFF、RAMの電源はON、リフレッシュ動作中 |
S3 |
Sispemd to RAMのスタンバイ状態、RAM以外のほとんどが電源OFF |
S4 | Suspend to Diskのハイバネーション状態、メモリの内容はHDDに保存されている。 |
S5 | 完全電源OFFだが、マザーボード経由でデバイス電源供給はされている |
現状解決はしていないが、Wake On LANを行うにあたって段取りをまとめてみる。
大きく分け下記の設定を行う。
- BIOSでの設定
- Windows OSでの設定(起動させたいコントロールされる側)
- Windows OSでの設定(起動させたいコントロールする側)
BIOSの設定
これについてはHPのカスタマーサポートでの情報に従ってみる。
「HP Z620 Workstation - S5 Wake On LAN を有効または無効にする」
- 起動時にF10を押し、BIOSから起動
- 「Advanced」から「Device Option」へ移動「S5 Wake On LAN」を「Enabled」に変更し、F10を押した後、保存してBIOSを終了
Windows OSでの設定(起動させたいコントロールされる側)
Wake On LANを使い、起動させたいWindows OS側にて「コントロールパネル」→「ネットワークとインターネット」→「ネットワーク共有センター」と進み、ウィンドウ左側の「アダプターの設定の変更」を押す。
「ネットワーク接続」のウィンドウが開くので、イーサーネットケーブルが刺さっているネットワークデバイス(通常のコンピュータは1つだけ表示されている)を右クリックし「イーサーネットのプロパティ」ウィンドウを開く。
このウインドウ上部の「構成」を押しNicのプロパティを開く。
さらに「電源の管理」のタブを開き
- 電源の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフに出来るようにする
- このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする
- Magic Packetでのみコンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする
の3点のチェックを入れる。
「Magic Packetでのみコンピュータの・・・」の項目は入れなくてもいいが、Pingのようなマジックパケット以外のネットワーク・パケットを受信した際にも復帰するので、意図したタイミング以外でも、マシンが起動してしまう可能性がある。
同ウインドウ(Nicのプロパティ)の「詳細設定」タブを開く
ここで下記に該当する項目を見つけONにする。
- 「Wake on Magic Packet」
- 「Wake on Settings」
- 「Wake Up Capabilities」
- 「Wake On 設定」
- 「Wake-On-Lan機能」
- 「ウェークアップ機能」
- 「PME をオンにする」
- ※他の名称の場合もあると思われる
搭載されているNicによって名称などが異なるため、とにかく探しONにしてみる。
(「ON」「有効」「オン」「Enable」「Magicpaket Only」「マジックパケットのみ」などを選択)
困ったことに、HP z620ではここに該当するものが見つからない。
搭載されているNicは[Intel 82579LM Gigabit Network Connection]と [Intel 82574L Gigabit Network Connection]の2つ
Windows7の時は、特に設定を変更せずデフォルトの状態でWake On LANは使用できたのだが・・・
Windows OSでの設定(起動させたいコントロールする側)
最後にWake On LANでコンピュータを起動する側のWindows OSの設定
私の使用しているマジックパケットを送るためのソフトは
「Wake On LAN for Windows」というまんまのソフト
ここで下記項目を登録しておく
- 起動される側(ホスト)の名称:(コンピューター名)
- IP アドレス:(基本的には固定にしておく必要あり)
- ネットマスク:自動取得
- Macアドレス:自動取得
あとは、起動させたいコンピュータを「Wake On LAN for Windows」にて選択し起動ボタンを押すだけ。
とりあえず、まとめ
- BIOSは設定項目が少なく、何度か確認しているので問題ないと思われる。
- コントロールする側の「Wake On LAN for Windows」の設定もWindows7での使用時と変更は無く、改めて入力もし直しているので問題ないと思われる。
- コントロールされる側のNicプロパティーの設定・・・これが怪しい・・・
とりあえず、今日は疲れたので寝ることにします・・・
明日はNic辺りを入念に調べてみるとします。
幾つかのソフトのライセンスサーバとして使用しているマシンをwindows7 proからwindows 10 proにアップグレードし、各ライセンスサーバは問題なく動作している。
で、Windows7時台は、ライセンスサーバの起動が手間を省くためマシン起動時に自動で立ち上がるよう「スタートアップ」にショートカットを入れ運用していたのだが、windows10にしたところ、ネットワーク系のソフトが全滅・・・自動起動してくれない・・・
個人アカウント用のC:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
全体のC:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
何れも動いてくれない。
試しに他のソフトのショートカットを入れてみることに
試したのは「Piriform Speccy」マシン情報を表示してくれる便利屋さん
これは動く、「Fastcopy」も動く「Google Chrome」も動く
その後調べてみたところ、どうやら互換性の[管理者としてこのプログラムを実行する]のチェックが入っていると起動しないようだ。
早速、フォルダ内のアプリを確認、一通り[管理者としてこのプログラムを実行する]を外してみる。
と、[Backburner Manager]というレンダリングタスク管理用のソフトウェアは立ち上がった。
しかし他2つ、[iToo License Manager]と[LMTOOLS Utility]というネットワーク上でライセンスを管理しているソフトウェアが起動しない・・・
もう少し調べてみると、スタートアップフォルダを使用せず、タスク スケジューラを使用する手もあるらしいのだが、今度試してみようと思う。
詳細については窓の社
の記事で紹介されているので、確認していただきたい。
http://personal-studio9.com/synology-smb-multichannel/
SynologyのNASを低コストで1000Mbpsオーバーにする方法![SMBマルチチャンネル]
MacOSで圧縮されたZIPファイルは、文字コードが違うためWindowsで解凍した際に日本語関連の2バイト文字が文字化けしてしまうことがあります。
まぁ文字化けしているだけで、拡張子の部分だけ手直ししてあげれば問題なく閲覧できるわけですが、Illustratorなど元のファイルからリンクされたファイルが存在する場合は、正確なファイル名が必要となってきます。
そんな時に便利なWindows用の圧縮・解凍ソフト[Cube ICE]が便利です。
適切な文字コードを自動判別し、適切な名前で解凍することができます。
そして無料です!
※インストーラーにて進めていくと、[Cube Toolbar]というソフトがインストールされてしまいますので「利用許諾に同意してインストール」のチェックを入れずに[次へ]と押せば、余計なソフトはインストールされません。
インストールしてしまい不要であれば[プログラムと機能]から[CubeWidget 2.4.0~]といった項目を探しアンインストールすれば消せます。
対応OS:Windows XP / VISTA / 7 / 8 / 8.1 / 10※ 32bit/64bitに対応
- 圧縮 …zip、7z、gzip、bzip2
- 解凍 …zip、lzh、rar、tar、gz、7z、arj、bz2、cab、chm、cpio、deb、dmb、iso、rpm、wim、xar、xz、tbz、tgz
Official Site:
http://www.cube-soft.jp/cubeice/
電源タップ周りは、ACアダプターも含め規格違いの電源を取り回すためどうしてもゴチャゴチャしてしまいます。
また、できるだけ見えないところに置いてしまうので、通常の生活エリアよりもホコリが多い場所になってしまっている現状。
普段から気をつけて掃除機で吸ってあげたりはしているが、怖いのはコンセントや電線の接続箇所からの発熱( ジュール熱 、アーク熱)やトラッキング現象や各種のショート(短絡)による発火。
冬場などは特に乾燥することで、発火なんて恐れも十分に考えられます。
各電源タップの許容量を超えないよう過電圧に気をつけることも当然必要ですが、私などは電圧不可の高いパソコンを10台近くつなげていることもあるので、それだけでは少々不安。
そこで改めて電源タップを考えてみました。
そんな時、タップを分解し内部構造をチェックしているサイトが有りましたのでメモしておきます。
mitok:電源タップをガチ比較! パナソニックはさすがの老舗品質……そしてベストバイは?
この記事を読むと、タップ選びが重要な事がよくわかりますが、電源タップによって、こんなにも内部構造が違うのですね。
最近のブラウザーは様々な機能を備えている上に、動画やらFlashやら巨大な画像やらと非常にメモリを使用してしまいます。
私が使用しているVFX系のソフトウェアも数ギガのファイルをコピーしまくり、開いては閉じを繰り返しているので、あっという間にメモリを消費していく。
「メモリを64GB搭載して安心!」なんて思っていた私が間違いでした。
とは言え、ソフトウェアを終了すればメモリを開放してくれれば問題ないのですが、これがなかなか開放してくればいのが困りどころです。
(主にAdobeさんのソフトウェアが目立つんです!)
4月に紹介しました
5月15日に発売されていましたので「SV-GS96」を購入、6月頭には手元に届いていたのですが、ちょいと忙しく・・・
やっと落ち着いた昨日、メインの作業マシンのメンテナンスも兼ねてSSDに換装しました。
とりあえずDisk infoはこんな状態
Disk2とDisk3でRaidを組んでいるが、これより温度が高いのは何故?
まぁ動作温度は0℃ ~ 70℃なので特に問題なわけではないのですが・・・
PCのメンテナンスのため、Windows7 OSの再インストールを行ったところ、起動したPCで「ダイナミックパーティション」として利用していたハードディスクが、ディスクマネージャ画面で「ダイナミック 異形式」と表示され、使用できなくなってしまった。
このディスクはWindowsで2台のハードディスクをRAID 0としていたもの。
データのバックアップは済んでいたので、
あぁ、そうだよな~と思いながら、次の点を確認。
- BIOS上ではハードディスクは正常に認識しているか?
- 「ディスクの管理」からハードディスクが認識でき、ハードディスクが「ダイナミック 異形式」と表示されているか?
上記の2点が確認できたので、問題の解消の為に、以下の手順を実施
- 「コンピュータの管理」画面から「ディスクの管理」を実行し、「ダイナミック 異形式」と表示されるディスクを右クリック
- .右クリックメニューから[形式の異なるディスクのインポート] をクリック。
異形式の異なるディスクグループ(2-2ディスク)が選択されていることを確認しOKボタンを押す。 - すると過去にどの様な形式(RAID)で認識されていたかと、サイズの確認画面が出るので、問題なければOKボタンを押す。
- これで「ディスク管理」画面に問題なく表示されました。
(認識されるまでに若干待ち時間があるようです) - エクスプローラーからも、問題なく認識されています。
書き込みと読み込みのテストを試し問題ない事を確認します。
※「ディスクの管理」右クリックメニューにて「ベーシックメニューに変換する」というコマンドが表示される事がありますが、こちらを実行してしまうとディスク内のデータが破損する恐れがあるので、注意が必要です。
今回の私のケースではこの方法で解決に至りました。
よかったよかった!
レンダリングサーバーとして同じ構成のマシンを複数所持しており、メンテナンスの際に別のマシンのリカバリーディスクを用いOSの再インストールを行ってしまった。
リカバリーディスクにはプロダクトキーの情報も含まれているので構築が終わった際には自動的にライセンス認証が行われた状態になっている。
まぁ普通に「プロダクトキーの変更」をすればいいだろう。
などと思っていたら、「Windowsライセンス認証」の項目に [プロダクトキーの変更]の項目が無い!!
なぜ?
正規のプロダクトキーは持っているので、軽く慌てながらも、プロダクトキーの変更についてGoogleさんで検索
下記は、その際に行った内容の覚書。
基本的に作業はコマンドプロンプト
windowsメニューから検索窓に
cmd
と入力しすると[cmd.exe]が出てきますので、これを右クリックし管理者権限で起動します。
するとコマンドプロンプトが起動します。
まず、この画面でslmgrコマンドを使い、念のためにプロダクトキーを削除します。
(削除しなくても問題ないかもしれませんが)
コピーペーストは対応していませんので、キーボードで半角も含め文字列を間違いなく入力しましょう。
slmgr /upk
そしてエンターを押し、問題なくプロダクトキーが削除できたなら、次に新しいプロダクトキーを登録します。
本体などに張り付いているであろうMicrosoftシールを確認しながらプロダクトーを入力します。
slmgr /ipk xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx
エンターを押し、問題なければ [Windows Script Host]というウィンドウが開き、「プロダクトキーxxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxxを正常にインストールしました」と出るはずです。
これだけではコンピュータに登録が出来ただけなので、正式に認証を行います。
slmgr /ato
と打ちエンターを押します。
問題なければ「製品は正常にライセンス認証されました」の文字が出ます。
この時点でライセンス認証にエラーがでた場合は電話認証となります。
(マシンの構成が変更されているなどの場合エラーが出たりします)
しかし慌てないで下さい。
自動応答の番号に電話をかけ指示に従う事で、認証できます。
電話にてインストールキーが発行されますので、入力。
正規のプロダクトキーならこれで問題ないはずです。
それでもエラーとなる場合は、オペレーター対応の電話にかける必要があります。
コンピュータを右クリックし [プロパティ]を開きます。
画面一番下「Windowsライセンス認証」の項目で、「windowsはライセンス認証されています。」と出ていれば、問題なくプロダクトキーの変更が出来たという事になります。
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