レンダリングサーバーとして同じ構成のマシンを複数所持しており、メンテナンスの際に別のマシンのリカバリーディスクを用いOSの再インストールを行ってしまった。
リカバリーディスクにはプロダクトキーの情報も含まれているので構築が終わった際には自動的にライセンス認証が行われた状態になっている。
まぁ普通に「プロダクトキーの変更」をすればいいだろう。
などと思っていたら、「Windowsライセンス認証」の項目に [プロダクトキーの変更]の項目が無い!!
なぜ?
正規のプロダクトキーは持っているので、軽く慌てながらも、プロダクトキーの変更についてGoogleさんで検索
下記は、その際に行った内容の覚書。
基本的に作業はコマンドプロンプト
windowsメニューから検索窓に
cmd
と入力しすると[cmd.exe]が出てきますので、これを右クリックし管理者権限で起動します。
するとコマンドプロンプトが起動します。
まず、この画面でslmgrコマンドを使い、念のためにプロダクトキーを削除します。
(削除しなくても問題ないかもしれませんが)
コピーペーストは対応していませんので、キーボードで半角も含め文字列を間違いなく入力しましょう。
slmgr /upk
そしてエンターを押し、問題なくプロダクトキーが削除できたなら、次に新しいプロダクトキーを登録します。
本体などに張り付いているであろうMicrosoftシールを確認しながらプロダクトーを入力します。
slmgr /ipk xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx
エンターを押し、問題なければ [Windows Script Host]というウィンドウが開き、「プロダクトキーxxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxxを正常にインストールしました」と出るはずです。
これだけではコンピュータに登録が出来ただけなので、正式に認証を行います。
slmgr /ato
と打ちエンターを押します。
問題なければ「製品は正常にライセンス認証されました」の文字が出ます。
この時点でライセンス認証にエラーがでた場合は電話認証となります。
(マシンの構成が変更されているなどの場合エラーが出たりします)
しかし慌てないで下さい。
自動応答の番号に電話をかけ指示に従う事で、認証できます。
電話にてインストールキーが発行されますので、入力。
正規のプロダクトキーならこれで問題ないはずです。
それでもエラーとなる場合は、オペレーター対応の電話にかける必要があります。
コンピュータを右クリックし [プロパティ]を開きます。
画面一番下「Windowsライセンス認証」の項目で、「windowsはライセンス認証されています。」と出ていれば、問題なくプロダクトキーの変更が出来たという事になります。