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 レンズの焦点距離による見え方の違い

では焦点距離の違いで、実際どれほどの画角に差が出るのでしょう?

 焦点距離 50mm  もっとも人間の目で見た印象に近い
 焦点距離 35mm  片目での視界の広さに近い
 焦点距離 28mm  両目での視界の広さに近い
 焦点距離 85mm  凝視した時の視界に近い
 焦点距離 12mm  両目でがんばって認識可能な最大範囲

 

一般的に、人間の目の見え方をレンズの焦点距離に例えた場合、概ね上記の様になるようです。

28mm~85mmくらいの焦点距離が自分の目で見ている印象に近く、いわゆる標準ズームレンズと呼ばれている所以ですね。

 

分かりやすく実際の写真をもとに説明すると、この様になります。

青ラインの囲いが、それぞれ示した焦点距離で見える範囲になります。

望遠のレンズになるほどズームされるのは、見ての通りですね。

解りやすく同じカメラで撮影したと仮定し、画像サイズを合わせると下記の様になります。

 

つまりはレンズ選びの際、

自分の目の印象より広い印象の写真が取りたい場合は、より広く24mmとかそれ以下の超広角レンズを選択。

より被写体に注目したい場合は、100mm以上の望遠、超望遠レンズを選ぶことになります。

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